2006年09月28日
α(アルファ)リポ酸の働き キレート化特性と重金属の排出
α-リポ酸のデトックス効果(水銀排出効果)は、以前にも紹介しましたが、そのメカニズムについて、もう一つおもしろい報告を見つけたので、紹介したいと思います。
まず、最初に明らかにしておきたいことは、
1. α-リポ酸自身に強いキレート化作用があるのではなく、α-リポ酸の還元型であるジヒドロリポ酸(DHLA)に強いキレート作用がある。
2. α-リポ酸は、体内でDHLAに変換され、体内では両方の形で存在する。

ということです。
このα-リポ酸や還元型リポ酸のキレート化特性は、数々の実験が行われていて、このキレート化が選択的に行われていることがわかっています。
それらの報告では、水銀などの軟質ミネラルに対してはキレート化するが、鉛、亜鉛、カルシウム、マンガンなどのような硬質ミネラルに対しては弱いキレート化作用しか示さないことがわかっています。
要するに、水銀の排出には有効だが、鉛にはあまり有効ではないということですね。やはり、前回も紹介したとおり、その他の重金属の排出効果は、α-リポ酸の間接的作用(詳しくは「グルタチオンとリポ酸のデトックス効果」を参照)が大きいようですね。
一方、亜鉛、カルシウム、マンガンなどのミネラルに対しては、キレート化による阻害作用を示さないということでもあるので、この結果は、必ずしも悪い結果ではないと思われます。
ちなみに、α-リポ酸が水俣病の治療薬(水銀排出剤)として使用されたよう。水俣病はメチル水銀の過剰摂取によって起った疾患です。この水俣病に使用されていたのは、α-リポ酸は水銀排出に対しては有効だったからのようですね。
この報告を読んで、またα-リポ酸の知見が広がりました・・・。
参考文献:カーギル社資料(フードスタイル21, 2006, 10(9):)
→α-リポ酸記事一覧へ

リポ酸高配合のサプリメント
まず、最初に明らかにしておきたいことは、
1. α-リポ酸自身に強いキレート化作用があるのではなく、α-リポ酸の還元型であるジヒドロリポ酸(DHLA)に強いキレート作用がある。
2. α-リポ酸は、体内でDHLAに変換され、体内では両方の形で存在する。
ということです。
このα-リポ酸や還元型リポ酸のキレート化特性は、数々の実験が行われていて、このキレート化が選択的に行われていることがわかっています。
それらの報告では、水銀などの軟質ミネラルに対してはキレート化するが、鉛、亜鉛、カルシウム、マンガンなどのような硬質ミネラルに対しては弱いキレート化作用しか示さないことがわかっています。
要するに、水銀の排出には有効だが、鉛にはあまり有効ではないということですね。やはり、前回も紹介したとおり、その他の重金属の排出効果は、α-リポ酸の間接的作用(詳しくは「グルタチオンとリポ酸のデトックス効果」を参照)が大きいようですね。
一方、亜鉛、カルシウム、マンガンなどのミネラルに対しては、キレート化による阻害作用を示さないということでもあるので、この結果は、必ずしも悪い結果ではないと思われます。
ちなみに、α-リポ酸が水俣病の治療薬(水銀排出剤)として使用されたよう。水俣病はメチル水銀の過剰摂取によって起った疾患です。この水俣病に使用されていたのは、α-リポ酸は水銀排出に対しては有効だったからのようですね。
この報告を読んで、またα-リポ酸の知見が広がりました・・・。
参考文献:カーギル社資料(フードスタイル21, 2006, 10(9):)
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